八千代市少年野球連盟大会規定
大会運営については、運営委員長が責任を負い、運営副委員長、事務局長、専門部部長・副部長が協力して運営に当たる。グラウン ド運営に関してはグラウンド責任者が、審判に関しては審判員と控え審判員が責任を負う。グラウンド責任者・審判員・控え審判員は、本部席として試合の運営に当たる。
大会競技規則
1.出場チームは本連盟の規約、大会規定、大会特別規則、最新版 「公認野球規則」「競技者必携」並びに全日本軟式野球連盟規約 「少年野球に関する事項」を適用する。
大会特別規則
I.出場資格及びチーム構成
- チームの構成は、成人によるクラブ代表・監督・コーチ 2名・スコアラー・介護員 2名 (保 護者)、選手 9名 以上 20名 以内とする。但 し、クラブ代表代理、監督代理がある場合は、グラウンド到着時に本部席に申し出る。クラブ代表代理は、原則としてクラブにおける役員とし、クラブ代表として責任を負う。ベンチ入りの監督、コーチは、認定指導有資格者とする(2部は1名以上)。
- 出場チーム及び選手は、開会式に参加するものとし、特別な理由がない限り、 これに違反した場合は、試合に出場することができないものとする。
- 出場チームは大会競技規則及び大会特別規則を厳守する外、選手を他チームから補強及びその他の不正を行うことを禁ずる。 これに違反した場合は、没収試合 とし、相手チームに勝利を与える (棄権試合と同様の得点とする)。 違反したチームに対しては、後日協議して処分を通知する。
- 前項に掲げるものの外、指導者及び選手の不正もチーム責任とする。
- 追加選手登録は、選手入団後速やかに運営委員長に本連盟指定の書類を提出し、承認を受ける。未登録の選手は大会に出場することができない。連盟主催の各種大会の支部予選も同様 とする。
- 1部にあってチーム構成が11名に満たない場合は、 2部から原則4名までの重複登録及び試合出場を認める。4名を超えて重複登録する場合は、選手登録の前までに運営委員長申し出て、承認を受ける。健康管理、危険防止のため監督の保護・指導を義務付ける。但し、チーム構成が11名を超えて登録した場合、当該選手は2部の登録及び試合出場はできない。1部間の重複登録は認めない。
- 1項のチーム構成に満たない連盟内のチーム同士が、連合チームを構成し試合出場する場合は、原則 1年間継続するものとし、連盟通常総会までに運営委員長の承認を受ける。なお、所属するチームのユニフォームでの出場を認める。
- 女子チームにあっては、市長杯大会に出場できるものとする。
- 県大会等の各種大会への出場資格については、「八千代市少年野球連盟各種大会出場優先資格」に示す。
Ⅱ.服装及び用具
- 同一チームの監督、コーチ、選手の服装は同色・同形・同意匠のユニフォーム (ロングパンツの着用は禁止)・ 帽子・ストッキング (アンダーソックス着用)を着用する。クラブ代表、スコアラー、介護員の服装は、帽子に限り同色・同形・同意匠のものを着帽 し、靴は運動靴を着用する。
- 背番号は監督30番、コーチ28番・29番、主将 10番、他選手は0番~27番 までとする。監督代理の背番号は、28番 、29番のいずれかとし、コーチの背番号との重複を認める。
- ヘルメットは、「JSBB」マーク入りで両側にイヤーラップの付いたものを、最低 8個用意し、打者、次打者、走者、ベースコーチが着用する。
- 捕手 (控え捕手を含む)は、試合中及びシートノック中に「JSBB」「SG」マーク入リマスク (スロートガード付)、 レガース、プロテクター、ヘルメッ ト、ファールカップを着用する。
- 使用球は全日本軟式野球連盟公認球「J号」とし、金属バ ットは「JSBB」公認マーク入りのものに限る。但し、変型 ・加エバットの使用は禁止する。
- 投手の守備を除く、選手 (打者、守備)の手袋及び リス トバン ドの使用は認める。但し、リストバンドは単色とする。
- グラウンド内でのマスコットバット、素振り用パイプ及びリングの使用を禁止する。
- 通信器具、映像器具のベンチ内での使用を禁止する。
Ⅲ.試合の集合時間及び準備
- 第1試合のチームは試合開始予定時刻の1時間前までに集合し、本部席において受付を完 了する。 また、両チームの指導者は試合開始 30分前までにグラウン ド作りを完了する。
- 各試合のチームは試合開始予定時刻の30分前に、監督 と主将がふりがなをふったメンバー表4部 (自 チーム控えを除 く)を本部席へ提出する。適切なタイミングで攻守を決め、 グラウンドの注意事項を本部席から聞く。
- 試合開始予定時刻の30分前に到着できなかったチームは、ペナルティとして監督 (監督代理)は球場外へ出る。但し、この際、補充を認めない。
- 試合中止の場合は、大会本部から連絡する。雨天による判断が困難な場合は、時間までに球場に集合し、大会本部の決定に従う。
- 試合開始予定時刻を過ぎてもグラウン ド入りができないチームは原則 として棄権とみなす。相手チームに勝利を与え、1部は7-0、 2部は10-0とする。
- ベ ンチは、抽選番号の若番が1塁側とする。攻撃の先攻・後攻は、メンバー表提出時、抽選により決定する。
- 試合前のシートノックは、原則として後攻チームから開始し、時間は5分以内とする。但し、前試合の遅れ又は天候不安等が生じた場合は、短縮又は中止して試合を開始することがある。
- シートノックの指導者は監督、コーチに限り、内・外野のシー トノック及び選手か ら返球されたボールの捕球及びブルペ ンでの投球練習の捕手を行うことは認める。但し、試合開始後は、選手の練習補助等は認めない。
- シートノックを行う監督又はコーチにボール渡しをする選手は、ヘルメッ トを着用のうえ、トス渡しとする。手渡しは厳禁とする。
- ベンチ入りの代表、監督、コーチ、スコアラーが試合開始からゲームセットまでの間ベンチを離れた場合は、退場したものとみなし再びベ ンチに戻ることはできない。但し、特別な理由があり、本部席の許可を得た場合は、この限りでない。
Ⅳ.審判に関すること
- 各チームから派遣される審判員は、原則 として、クラブ審判責任者もしくは本連盟主催の審判講習会に参加したクラブ登録審判員とする。
- 審判員は試合開始予定時刻の1時間前までにグラウン ド入りする。試合指揮中の場合はこの限りでない。
- 審判員は審判服を 着用する。靴は黒色とし、帽子は審判用 とする。球審は、「JSBB」 「SG」 マーク入リマスク、ファールカップを着用する。
- 控え審判員は、原則として審判部副部長もしくはクラブ審判責任者とする。明らかな規則適用ミスがあった場合は訂正させることができる。
- 審判服でのベンチ入 りはできない。
- 審判の割り当ては、原則 として以下の通 りとする。
・ 1日 2試合の場合
第 1試合←第 2試合の審判員
第 2試合←第 1試合の審判員
・1日 3試合の場合
第 1試合←第 3試合の審判員
第 2試合←第 1試合の審判員
第 3試合←第 2試合の審判員
・1日 4試合の場合
第 1試合←第 2試合の審判員
第 2試合←第 1試合の審判員
第 3試合←第 4試合の審判員
第 4試合←第 3試合の審判員
V.試合及び試合時間
- 試合は、 1試合 6回 均等回 (2部は 1試合 5回均等回)で勝敗 を争 う。その際、タイムゲームを最優先適用す る。プレイボールから1時間30分 (2部は1時間15分)を越えたときは、新しいイニングに入らずその時点の得点をもって勝敗を決する。但し、 同点の場合は特別延長戦を行い勝敗を決する。決勝戦も同様とする。
- 得点差によるコールドゲームは、4回均等回終了後 7点差 (2部は3回均等回終了後 10点差)のとき適用する。決勝戦も同様とする。選手の健康管理上、大差になった場合、本部席の判断により途中で終了する場合がある。
- 日没・降雨によるコールドゲームの適用は、4回均等回終了後 (2部は3回均等回終了後)適用する。但し、4回表が終了した時点 (2部は3回表が終了した時点)で後攻チームがリードの場合は、4回均等回終了 (2部は3回均等回終了)とみなし、コールドゲームを適用する。また、4回終了前 (2部は3回終了前)については、特別継続試合 (サスペンデ ットゲーム)とし、後日の第 1試合前に行う。但し、この場合、試合会場 、審判員に関しては変更する場合がある。 日没・ 降雨の判断は本部席が両チームの監督を招集し協議して決定する。
- 決勝戦は、日没・降雨により4回終了前に試合を中止した場合は、後日再試合とする。
- ベンチでのメガホン・腕時計の使用は、監督に限り認める。
- ベンチでのグラウン ド内への指示や立ち上がっての声出しは、監督・コーチに限り認める。
- 投手の準備投球は初回6球以内、 2回以降は3球以内 とし、投手交代時の準備投球は球審が決定す る。監督・コーチに限り準備投球の捕手を行うことは認める。
- 1部 の同一投手の投球 制限は、1日70球(特別延長も含む)とする。試合中に70球に達した場合、その打者が打撃を完了するまで投球できる。ボークは投球数に含まない。 2部は、1日 3イニング (特別延長戦 も含む 9ア ウ ト)とする。
- 投手の変化球は禁止し、変化球に対してはボールを宣告する。再度繰り返した場合は、その投手は交代させる。その試合の再登板も認めない。
- 打者走者は、走塁のときベースコーチ又は選手に触れてはならない。走塁補助とみなしアウトを宣告する。
- 臨時代走 (コ ーティーシーランナー)を認める。代走は打順前位の者とし、投手・捕手を除く。
- 審判員に対するアピールは、監督、当該選手とする。
- 選手交代を行うときは、監督が球審 に宣告する。
- 1試合 のタイム数の制限は、攻撃側3回、守備側 3回 (2部は攻撃側2回、守備側 2回)、特別延長戦 は1回につき各1回とする。守備時 3人以上集まればタイム 1回とみなす。タイムの時間は 1分以内とする。
- 監督が投手と協議するときは、マウンドまで駆け足を励行する。 また、選手への指示についても同様とする。但し、同一イニングに同一投手との2回目の協議は自動的に投手交代となる。
- アウトを取る意思のない投手の塁への送球は、遅延行為とみなし、注意を宣告する。
- 悪質な抗議・暴言・野次 、判定への不満等を発するチームには、当事者又はクラブ代表、監督の退場を審判並びに本部席が命じることができる。
- 仮設球場等の場合は、グラウンド責任者が審判員 と両チームの監督に、本連盟指定の特別ルールを指示する。
- 投手の牽制球がボールデットゾーンに入った場合は、全走者に1個の塁が与えられる。
Ⅵ.試合のスピー ド化
- 攻守交代は所定の位置まで駆け足で行い、攻撃側は2死になったら守備につく準備に入る。攻守交代は1分以内とする。
- 投手への返球は定位置から行い、投手に近寄って手渡しすることはタイムとみなすこともある。
- 打者は投手が投手板に足が掛かったら打席から出てはいけない。ベンチのサインは打席から見る。
- 先頭打者、次打者、ベースコーチはミーティングに加わらず直ちに所定の位置につく。
- スパイクシューズの紐はベンチ内にいるときに、締め直しを行う。
- ファールボール等でボールデットとなった場合は、走者は直ちに投球時の塁に戻り、 リタッチを行 う。その後離塁は認められる。投手は直ちに投手板にセッ トし、球審のプレーの宣告を受ける。
Ⅷ.特別延長戦
- 打者は、前回の継続打者、走者は前回の最終打者が 1塁走者として、2塁、3塁の走者は、順次打者が走者 として1死満塁で 1イニングを行い、得点の多いチームを勝者とする。
- 勝者が決定しない場合は、さらに継続打順で1イニングを行い、なおも勝者が決定しない場合は、抽選とする。
- 特別延長戦では、選手の交代は認める。但 し、特別延長戦に入る前に、既に交代した選手の交代は認めない。
Ⅷ.2部 に適用
- 選手として出場する場合、 2年生以下の制限はしないが、健康管理、危険防止のため監督の保護 。指導を義務付ける。
- コーチャースボックスのベースコーチは、選手又は監督、コーチのいずれか1名とする。
- ベストエイトにいたるまでは投手の投げた第3ス トライクを捕手が完全捕球できなかった場合、打者をアウトにするが、他のプレイはポールインプレイとする。ベストエイトから公認野球規則を適用し三振振り逃げ有りとする。
- 女子選手は5年生・6年生であっても2部に登録し、試合出場できる。但し、当該女子選手は1部に重複登録することはできない。又、当該チームは、ポスト杯決勝トーナメント及び習・八ジュニア大会には出場できないものとする。
Ⅸ.マ ナー及びルール に関する徹底事項
- ユニフォームは正しく着用する。
- 危険防止のため、投手の準備投球時に、次打者が打席付近でバットを振る行為を禁止する。
- 打撃行為中の打者に対して、他のいかなる者も、投球のコースを伝える行為を禁止する。
- ベースコーチが打者走者・走者の触塁に合わせて「セーフ」のジェスチャーとコールをする行為を禁止する。
- ネクストバ ッターボックスでは、投球時には低い姿勢で待機し、バットヘッドを地面につけない。
- 監督は、無駄な時間を取る複雑なサインは極力避ける。
- 捕手のブロックサインは禁止し、速やかにサインを出す。用具の着脱は2死後の次打者の時はレガースを外さない。投手との打合せ後は速やかに守備位置へ戻る。
- 作戦の打合せタイムをとったときは、速やかに集まり、速やかに分かれる。
- 死球を得るために投球コースから逃げない行為や投球を避ける動作のないものは、死球と判断されないことがある。
- 盗塁を助けるため捕手の送球直前のスイングや、わざと打席から前へ出る行為及びバントの構えからバットを捕手方向に引き捕球を妨害する行為を禁止する。
- 捕手の危険なブロックプレイを禁止する。
- 併殺を防ぐため走路を外れ、野手に対 してスライディングする行為を禁止する。
- 内野手がプレイがないのに走者の走路を妨害する行為を禁止する。
- 走者が前方の野手の動きを見て、その野手への送球線に入る行為を禁止する。
- ダッグアウト前には、用具、物品を置かないようにする。
- 試合に関係ない選手は、みだりにダッグアウ トを出ないようにする。リリーフ投手 (1組)は 除く。
- 選手は駆け足で守備位置につく。
- イニング終了時のボールは必ず投手板の後方に置く。
- ロ ージンは使用後投げ捨てないで、投手板の後方に置く。
- 無用と思われるタイムや長いインターバルは取らない。
- 死球を与えた投手 。一塁手は、打者に会釈をし、気持ち良く試合を継続できるよう留意する。
- 試合終了後は、両チームにて球場の整備をする。
- 試合終了後は、速やかに用具をまとめてベンチから出る。球場施設内で発生した自チームのゴミはチームで持ち帰り処理する。
- 各チーム (応援を含む)は少数の車に分乗し、車の台数を減らすようにする。
- 球場施設内での車の駐車は、指定駐車場所を使用し、路上駐車は厳禁とする。駐車の車はフロン トに本連盟指定の駐車票を掲示する。
- 各チームの応援団並びにベンチは、相手チームの気分を害さないよう少年野球にふさわしい応援で臨む。
※「第98回 令和 5年春季市民大会」より適用